【リコール】AirPods Proを修理に出した話【Apple修理サービスプログラム】
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Apple修理サービスプログラムとは?
Appleが販売している製品に問題があった場合に、Appleが自身の責任に基づき対応する修理サービスとなります。(所謂、リコール)Appleで所定の検査を実施し、該当と認められれば当該修理については無償(製品保証が切れていても問題はないが、プログラム有効期限が切れたら対象外となる)となるものです。
たまに話題になるのでマニアックな話をしておきます。修理部品については、新品または「新品同等品」となるので新品が約束されるわけではなく、被交換部品(元々付いていた部品)はAppleの所有物となるので返却されません。(返却希望の場合は「購入」という形になる)また、基本的に本プログラムや修理にまつわる損害についても、製品購入代金以上の賠償は拒否されます。これらについては、規約に全て記載されているので、読んでおくと面白いかもしれません。
今回のAirPods Proの問題点
ここ最近、右耳が「パチパチ」みたいな音がするなぁと感じていました。イヤーチップを変えても改善がなく、イヤーチップ装着テストを実施しても右耳だけパスできませんでした。更に、装着テストをしたときに気がついたのですが、右耳は音質までおかしかった(音圧が低い?)ので、イヤーチップを社外のものに変更しようか検討していました。
色々と調べている時に、「そういえばAirPodsはなんかリコール出てた気がするな・・・」と思い出したため、調べてみると、まさに本ケースに当てはまる症状がプログラムに対応している状況を発見しました。イヤーチップを購入する前で良かったです 笑
Appleへ修理を申し込み
上記のAirPods Proのサービスプログラム内の「修理サービス手続き」の欄から問い合わせをしました。
私の場合はサポートへ問い合わせましたが、可能な方は正規サービスプロバイダ or Apple Storeへ持ち込みも可能です。※予約必須※)
上記のリンクから問い合わせれば修理サービスプログラムについて連絡しているとApple側へも通知されるため、やり取りがスムーズになる可能性があります。(結局、相手の技量によります 笑)今後の修理の流れとして説明いただいた内容としては…
- ヤマト運輸を使用して集荷を行う
- Appleで受領後、本プログラム該当の問題かを確認する
- 該当だった場合は無償で修理(別途、必要な作業がある場合は追加通知)
- 完了後にヤマト運輸にて送付(返却までは、5〜7営業日ほど)
との事でした。どちらにしても、Appleで製品を確認した上での作業となります(前提として、対応となるのは2020年10月以前に製造されたモデルのみ)。当たり前ですが、本プログラムに関係しない問題(衝撃による破損や水没など)がある場合にはそちらの修理は別途必要となります。(製品保証の有無により料金は異なる)また、Appleでは製品を安全に使用させるという観点から、ユーザーが修理箇所を選択することは出来ません。(破損はそのままでいいから、本プログラムの問題だけ直して!などは不可)
電話で軽いトラブルシューティングを依頼されると思うので、予め行っておけばスムーズです。(もしトラブルシューティングで解決すればそれでいいわけですし)公式ページで各問題の対応方法として一覧にまとまっているので、参考にしてください。
また、案内されると思いますが、本プログラム(AirPods Pro)の場合は修理に出す際にケース毎渡す形になります。但し、イヤーチップは取り外した状態で渡すようにしましょう。イヤーチップを送ってしまうと、(公式には)返却されません。※以下ページの「修理出す前に」参照(実際には、運が良ければそのまま戻ってくる事もあるようです。が、戻らなくても文句は言えません)
修理に出した結果として
修理依頼をした後は、修理IDが発行された旨のメールが届きます。そのリンクから、修理の進捗を確認することも出来ますので、気になる方は適宜確認するといいでしょう。
戻ってきたので確認しましたが、「パチパチ音」はしっかりと改善されていました。(今回は料金はかかりませんでした)また、装着テストも同じイヤーチップで行いましたが、両方で合格したので一安心です。右耳の音質も向上(というより正規に戻った?)しており、修理に出してよかったです!AirPods Proで音質に不満がある方は今回紹介したリンクを色々調べてみましょう。分からない事があれば、一度問い合わせしてみることをオススメします。
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